株式会社 RKコンサルティング
Registered Kindness Management Consulting Corporation


【私の主張】2026年1月3日

・東京では穏やかなお正月となった。お正月と言えば「初詣」、普段はあまり神社仏閣に行かない人でも、年に1回この時期に初詣に訪れる人が多くなる。初詣に参拝する人の割合は約6割と言われ、新年の恒例行事として多くの人々にとって重要な行事となっている。「そもそも、初詣とは何か」と調べると、元は「年籠り(としごもり)」と呼ばれ、大晦日から元旦にかけて神社に泊まり込んで新年に氏神様をお迎えする行事であった。明治になって鉄道が普及すると遠方の神社仏閣まで参拝できるようになり、鉄道会社のキャンペーンなどで「初詣」の言葉が一般化したと言われている。

・この初詣を題材とした『初天神』という落語がある。『初天神』とは正月の1月25日に天満宮へその年初めて参拝することで、そのお参りにいやいやながら息子を連れていく噺である。噺の概要は、今年初めて天満宮に参拝に出かけようとする父親に、女房が息子も連れてってくれと頼む。父親は、正直気乗りがしない。前に連れて行ったとき、とにかくあれがほしい、これがほしいと駄々をこねるので散々な思いをした。なんとか断ろうとするが息子は諦めない。何もねだらないことを条件に初天神に連れて行くことになった。いざ、初天神につくと息子はさっきの約束も忘れ、いつものようにおねだりしだした。息子が飴をせがむ。「体に毒だからだめ」と無理やりな理屈で拒否する。しかし、息子はねだるのにはなれている。結局静かにさせるために飴玉を買うことになった。

・天満宮の参拝を終えた帰り道、息子は店にある大きな凧を見つけてまたねだる。ありゃあ売り物じゃないとつっぱねるが、店主が「さすが坊ちゃんはお目が高い。これは売り物なんですよ。ほしいかい?」「うん。ほしい!」父親は店主と息子の圧力にやられしぶしぶ凧を買い、少し広い場所で凧揚げをすることになった。凧揚げをする段階になると父親の様子が変わってきた。実は父親は子供の頃から凧揚げが得意。息子のもってる凧を奪い、我先に凧をあげ始めた。「どうでぇ、うめえもんだろ」。父親は息子そっちのけですっかり夢中になってしまう。息子は父親の腕をつかみ「僕にも凧を揚げさせてくれよー。ねぇねぇ」と凧を貸してもらおうと催促する。「お前にはまだ早い!いいから見てろ」と凧を全然渡そうとしない。そんな父親をみて息子は嘆く「こんなことなら、親父なんか連れてくるんじゃなかった」というオチになっている。「初詣」は家族で仲良く参拝したいものである。


【私の主張:2025年】2024年1月~
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